プログラム
リワードプログラムを構築する
リワードプログラムとは、顧客が獲得したポイントを任意のものと交換することができる施策です。ポイントと交換する対象 (リワード) には、商品やディスカウントだけでなく、外部サービスなど様々なものが設定できます。このページでは、リワードプログラムを開始するまでの手順を説明します。
リワードプログラムを開始するまでのステップ
リワードプログラムは、次の3つのステップで開始することができます。
- リワードの登録および交換するための条件を設定する
- Shopify Flowでリワードを付与するためのワークフローを構築する
- オンラインストアにリワードの一覧を表示する
各ステップについて詳しく見ていきましょう。
1. リワードの登録および交換するための条件を設定する
顧客は買い物やイベントの参加などで獲得したポイントをリワードと交換することができます。リワードの登録および交換条件を設定するには、次の項目を入力してください。
リワードの情報
- タイトル
- 説明文
- ラベル
- 画像
リワードの交換条件
- 交換に必要なポイント数
- 同一顧客が交換できる上限回数
- 有効・無効 (無効の場合はストアに表示されません)
2. Shopify Flowでリワードを付与するためのワークフローを構築する
顧客にリワードを付与するには、Shopify Flowでワークフローを構築する必要があります。顧客がポイントとリワードの交換を行うと、「Customer traded his/her points for a reward」というShopify Flowのトリガーが発火されます (※1) 。トリガーに含まれている「ラベル」パラメーターから顧客が交換したリワードが特定できます。トリガーに紐づけて、具体的に条件とアクションを設定することでリワードを顧客に付与することができます。
※1. トリガーの詳細はこちらのページをご覧ください。
実例を見てみましょう。こちらのワークフローでは前提としてリワードを作成する時にラベルに商品バリエーションIDが設定してあります。顧客がポイントとリワードを交換した際に、ラベルの値からリワードの商品を特定し、その商品のチェックアウトリンクを顧客に自動で送信しています (※2) 。
※2. 「Send a checkout to a customer」は、VIPが提供しているShopify Flowのアクションの一つです。このアクションは、Shopifyの「顧客ID」と「商品バリエーションID」を渡すことでその顧客に指定された商品だけが入ったチェックアウトリンクを顧客のメールアドレスに送信します。詳細はこちらのページをご確認ください。
3. オンラインストアにリワードの一覧を表示する
オンラインストアにリワードの一覧を表示するには、弊社が提供するセクションをご利用ください。Online Store 2.0をご利用のマーチャントはテーマエディターから追加が可能です。
リワードの交換に必要なポイント数の上限・下限を設定することで、一覧に表示するリワードを絞り込むことができます。「交換後に表示するメッセージ」は、顧客がリワードを交換した際にポップアップで表示されます。