Shopify Flow

提供しているアクション

アクションとは、Shopifyストアやアプリ内のオブジェクトに変更を加えることができるタスクのことです。アクションにより、メールやSlackメッセージの送信、外部サービスへのHTTP WebHook呼び出しを行うこともできます。例えば、Shopifyは指定の顧客にタグを付与する Add customer tag や指定の商品を非公開にする Hide product というアクションを提供しています。アクションについてもっと詳しく知りたい場合はこちらのShopify公式ヘルプページをご確認ください。

アクションのフォームではLiquidコードが利用可能です

アクションのフォームにLiquidコードを入力することで変数を使った計算や簡易的な処理を行うことができます。


ポイントを付与する

アクション名:Add points

顧客にポイントを追加する際に利用できます。

ポイントを付与するアクション

CustomerIDには、ポイントを付与したい顧客のIDを入力してください。

Pointには、付与したいポイント数を入力してください。

Reasonには、ポイント付与の理由を入力してください。これはアプリのポイント履歴に表示されます。

Days to expireには、ポイント付与の日を基準にして顧客がポイントを利用することができる日数を入力します。

Idempotency keyには、ポイントの重複付与を防ぐためのキーを任意で設定できます。この項目には、英数字と記号のみ利用することができます。


ポイントを利用する

アクション名:Use points

顧客からポイントを差し引く際に利用します。


チェックアウトを送る

アクション名:Send a checkout to a customer

Shopifyの顧客IDと商品バリエーションIDを渡すことで、その顧客のメールアドレスに対して指定された商品だけが入ったチェックアウトリンクを送信することができます。

リワードプログラムで顧客にShopifyの商品を届ける場合、このアクションを活用することで通常の注文と同じ配送オペレーションで運用することができます。リワードプログラムについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

アクションの利用を開始する前に

VIP管理画面の「設定」→「トークン」から、下書き注文作成のカスタムアプリを登録する必要があります。

チェックアウトを送るアクション

Product Variant IDに設定するIDは、gid://shopify/ProductVariant/xxxxの形式で入力します。末尾のxxxxには、Shopify管理画面で商品ページのリンク末尾に記載されている数字を入力します。

商品バリエーションIDが含まれたリンク

DiscountPercentageに100を設定すると商品の価格は0円となり、Free Shippingのチェックボックスをオンにすると配送料も無料に設定できます。そのため、リワードプログラムでこのチェックアウトリンクが送られてきた顧客は、配送先を入力するだけでリワードへの交換が完了します。

Tagsに任意の文字を設定しておくことで、このアクションを経由して作成した注文にタグを引き継ぐことができます。複数のタグを設定したい場合は、コンマで区切って入力してください(例: tag1,tag2,tag3)。スペースは不要です。

顧客に送信するメールをカスタマイズする

リワード交換を完了した顧客に送信するメールをカスタマイズするには、Email SubjectEmail BodyEmail Custom Messageにテキストを入力します。これらが未入力の場合は、下書き注文の請求書メールテンプレートが代わりに利用されます。下書き注文のメールテンプレート自体を編集する方法はこちらのページをご確認ください(※1)。

Email Subject (メールの件名)は文字通りメールの件名に適用されます。Email Bodyはメールの本文になります。Email Bodyを設定すると、このアクションの利用時のみ既存の下書き注文のメールテンプレートを上書きして送ることができます。誤用を避けるために、リワードプログラム以外にも下書き注文を活用している場合にはこの方法を推奨しています。なお、Email BodyにはHTMLを貼り付けることも可能です。

Email Custom Message はテンプレート内の見出しとして利用される文字になります。デフォルトのテンプレートを利用しつつ、見出しだけカスタマイズしたい場合はこちらのフォームに適切な値を設定してください。

※1. リワードプログラム以外で下書き注文を活用している場合、変更した下書き注文のメールテンプレートが使われる可能性があるので注意して運用してください。

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